Ken Nakagawa
Posted by Ken Nakagawa
on 2021/07/09 1:42:32

アプリの多言語化・ローカライズにかかる費用はどれぐらい?

アプリを海外向けに翻訳したい。アプリの利用率やユーザー数が世界的に増えていくに伴い、こうしたアプリの多言語化の需要も増えています。

そこで今回は、アプリの翻訳・多言語化にかかるコストについてお話ししたいと思います。

費用を抑えるには?

アプリの多言語化にかかる費用は、基本的に文字数×文字単価で決まります。ただ、多くの会社では、文字数や重複単語数に応じて割引があるので、実際にはさらに安くなることもあります。

文字数が少なくシンプルなアプリであれば、コストを抑える方法として、セルフ翻訳ツールやフリーランスサイトで翻訳を依頼し、翻訳されたテキストを自分でアプリに入れ込むのもありでしょう。

GengoNitroといったセルフ翻訳ツールの場合、日本語→英語であれば1文字あたり5~10円ほどが相場。テキストが1,000文字の場合は、5,000円から1万円ほどかかると見ておくとよいでしょう。

ただ、この場合だと自分で訳語テキストを入れ込んだり、表示確認をしたりしなければなりません。

もう少し規模の大きいアプリや本格的に多言語化したいとなると、単なる翻訳ではなく、アプリ内での表示や相手先の文化などを考慮して言葉を置き換える"ローカライズ"という方法があります。

さらに、翻訳したテキストがきちんと表示されるのか、動作に問題ないかという確認、修正も行います。

ローカライズについてはこちらの記事を参照。
3分で分かるローカライズ。翻訳とどう違う?

こうした作業は、一般的な翻訳会社だと含まれていないケースが多いので、本格的に多言語化する場合には、ローカライズサービスを扱う専門の会社に相談することをおすすめします。

翻訳会社とローカライズ会社の料金の違い

翻訳会社でもローカライズ会社でも、基本的に文字数で料金が決まります。

ただし、ローカライズ会社の場合、1文字あたりの料金は、一般的な翻訳会社の1.5倍~2倍になることが多いです。先述したようなローカライズならではのサービス料金が含まれているからです。

日本語から英語にローカライズする場合、1文字あたりの相場は12~16円ほど。

ローカライズサービスといっても、会社によってサービス内容が異なるのでご注意。料金が安くとも、ローカライズ版のテストや校正は別料金ということもあります。

Alconostのローカライズサービス場合、専任の担当者によるヒアリング&サポート、用語集の作成、ローカライズ版のテスト、修正といったフルスペックのローカライズサービスが含まれています。

ローカライズを依頼する場合には、アプリのトピックにあった翻訳者が在籍しているかも確認しておきましょう。

ゲームやビジネスなどであれば一般的なコンテンツとして翻訳可能ですが、法律や医療、暗号資産といった専門知識が必要なアプリの場合、対応が可能か事前にチェックしておくのも重要です。

時間的コストも考えておく

文字を翻訳する翻訳サービスと、アプリなどのITプロダクトの特性を理解した上で行うローカライズは、違うものだととらえておきましょう。

また一般的な翻訳会社に依頼した場合、翻訳したいテキストをエクセルやドキュメントに抽出し、翻訳されたテキストをアプリ開発者に、再び入れ込んでもらうというような流れになると思います。

もしくは、アプリのリソースファイルを直接、翻訳者に送りそのまま翻訳を依頼すると、コードが書き換えられたり、削除されてしまったりと思わぬ事態になることも。

意外と見落としがちなのが、アップデート時です。多くのアプリは、新規機能やアイテムの追加、バグ修正など、アップデートが定期的に発生すると思います。

アプリは一度多言語化すれば、それで終わりではありません。こうしたアップデートの度に、翻訳した言語の数だけ、再び翻訳を依頼する必要があります。

まとめ

アプリを継続的に多言語化し続けるのには、かなりの労力を要します。がっつりと海外市場で展開するのか。テスト的にやってみるのか。目的によって、翻訳する言語数や予算も決まってきます。

アップデート時の翻訳作業についても考えておきましょう。翻訳する言語数が増えるほど、この作業も煩雑になります。

Alconostでは、多言語化にかかる作業を最小限かつ効率的に行うローカライズサービスを提供しています。

翻訳したいリソースファイルをツールにアップロードするだけで、翻訳箇所を自動で抽出したり、アップデート時の翻訳を半自動化することで、翻訳にかかるリソースを最小限にするためのお手伝いをしています。



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