
Alconostについて
Alconostのサービスは、「IT企業の海外展開を支援する」というミッションに基づいて、翻訳・ローカライズサービスのほか、多言語での動画制作、マーケティング・広告運用など幅広いサービスを提供しています。
これまで、個人開発者から、マイクロソフト、カスペルスキー、バイトダンスといった世界のトップブランド企業まで、幅広いクライアントから支持をいただき、合わせて1,500以上のローカライズプロジェクトや1,000本以上の動画制作サービスなどを提供してきました。
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アプリを海外向けに翻訳したい。アプリの利用率やユーザー数が世界的に増えていくに伴い、こうしたアプリの多言語化の需要も増えています。
そこで今回は、アプリの翻訳・多言語化にかかるコストについてお話ししたいと思います。
アプリの多言語化にかかる費用は、基本的に文字数×文字単価で決まります。ただ、多くの会社では、文字数や重複単語数に応じて割引があるので、実際にはさらに安くなることもあります。
文字数が少なくシンプルなアプリであれば、コストを抑える方法として、セルフ翻訳ツールやフリーランスサイトで翻訳を依頼し、翻訳されたテキストを自分でアプリに入れ込むのもありでしょう。
GengoやNitroといったセルフ翻訳ツールの場合、日本語→英語であれば1文字あたり5~10円ほどが相場。テキストが1,000文字の場合は、5,000円から1万円ほどかかると見ておくとよいでしょう。
ただ、この場合だと自分で訳語テキストを入れ込んだり、表示確認をしたりしなければなりません。
もう少し規模の大きいアプリや本格的に多言語化したいとなると、単なる翻訳ではなく、アプリ内での表示や相手先の文化などを考慮して言葉を置き換える"ローカライズ"という方法があります。
さらに、翻訳したテキストがきちんと表示されるのか、動作に問題ないかという確認、修正も行います。
ローカライズについてはこちらの記事を参照。
3分で分かるローカライズ。翻訳とどう違う?
こうした作業は、一般的な翻訳会社だと含まれていないケースが多いので、本格的に多言語化する場合には、ローカライズサービスを扱う専門の会社に相談することをおすすめします。
翻訳会社でもローカライズ会社でも、基本的に文字数で料金が決まります。
ただし、ローカライズ会社の場合、1文字あたりの料金は、一般的な翻訳会社の1.5倍~2倍になることが多いです。先述したようなローカライズならではのサービス料金が含まれているからです。
日本語から英語にローカライズする場合、1文字あたりの相場は12~16円ほど。
ローカライズサービスといっても、会社によってサービス内容が異なるのでご注意。料金が安くとも、ローカライズ版のテストや校正は別料金ということもあります。
Alconostのローカライズサービス場合、専任の担当者によるヒアリング&サポート、用語集の作成、ローカライズ版のテスト、修正といったフルスペックのローカライズサービスが含まれています。
ローカライズを依頼する場合には、アプリのトピックにあった翻訳者が在籍しているかも確認しておきましょう。
ゲームやビジネスなどであれば一般的なコンテンツとして翻訳可能ですが、法律や医療、暗号資産といった専門知識が必要なアプリの場合、対応が可能か事前にチェックしておくのも重要です。
文字を翻訳する翻訳サービスと、アプリなどのITプロダクトの特性を理解した上で行うローカライズは、違うものだととらえておきましょう。
また一般的な翻訳会社に依頼した場合、翻訳したいテキストをエクセルやドキュメントに抽出し、翻訳されたテキストをアプリ開発者に、再び入れ込んでもらうというような流れになると思います。
もしくは、アプリのリソースファイルを直接、翻訳者に送りそのまま翻訳を依頼すると、コードが書き換えられたり、削除されてしまったりと思わぬ事態になることも。
意外と見落としがちなのが、アップデート時です。多くのアプリは、新規機能やアイテムの追加、バグ修正など、アップデートが定期的に発生すると思います。
アプリは一度多言語化すれば、それで終わりではありません。こうしたアップデートの度に、翻訳した言語の数だけ、再び翻訳を依頼する必要があります。
アプリを継続的に多言語化し続けるのには、かなりの労力を要します。がっつりと海外市場で展開するのか。テスト的にやってみるのか。目的によって、翻訳する言語数や予算も決まってきます。
アップデート時の翻訳作業についても考えておきましょう。翻訳する言語数が増えるほど、この作業も煩雑になります。
Alconostでは、多言語化にかかる作業を最小限かつ効率的に行うローカライズサービスを提供しています。
翻訳したいリソースファイルをツールにアップロードするだけで、翻訳箇所を自動で抽出したり、アップデート時の翻訳を半自動化することで、翻訳にかかるリソースを最小限にするためのお手伝いをしています。
アプリのローカライズ・翻訳に関するサービスの詳細はこちらからチェック。お問い合わせやご相談はこちらから。どの言語に翻訳すべき?進出するならどのマーケットがいい?といったご相談も承っています。
翻訳とローカライズ。どちらも同じようなものじゃないの?と混同されがちですが、両者には、大きな違いがあります。ローカライズとは何か。翻訳とどう違うのか。こうした疑問にお答えします。
ローカライズとは、ローカリゼーションの略称で、製品やサービスを展開先の地域に合わせて、仕様を変更することを指します。英語のLocalizationを略して”L10N”などとも表記されます。
もともとは、ソフトウェアを特定の言語や文化に応じて最適化する上で使われていた言葉ですが、現在ではアプリやゲーム、Webサイト、ビジネスなど広い領域でローカライズが行われています。
似たような言葉に現地化やグローバリゼーションといった言葉があります。グローバリゼーションは、ヒトやモノ、カネ、企業などが、国境の枠組みにとらわれずに移動し活動することで、地球規模で文化や政治が発展する状況のことを指します。
一方で現地化は、多国籍企業が海外進出する際に、現地の人を採用したり、現地のやり方でビジネスを進めるといったように、現地の方法に則ることを指します。
翻訳は、言葉を別の言語へと置き換えるのに対し、ローカライズは文化や習慣を踏まえて、翻訳先の人にとってよりわかりやすい表現に置き換えてくことを指します。
両者の違いを知る上でいい例が、アメリカ英語とイギリス英語です。両者は同じ英語なので”翻訳”を必要としません。ただし、"ローカライズ”は適用可能です。例えば、アメリカでは”色”は”color”と書きますが、イギリス英語では”colour”、フライドポテトはアメリカ英語だと”french fries”なのに対し、イギリスでは”chips”という単語が一般的に使われます。
同じ英語ですが、アメリカ、イギリスそれぞれの消費者にとって自然な表現にするために、必要なのがローカライズです。
ローカライズでは言葉だけでなく、日付表記や通貨などあらゆるものを、翻訳先の国のルールや表記に合わせて置き換えます。
例えば、日本の住所表記だと、国や都道府県から始まりますが、英語では、通りや建物名から先に書くのが一般的です。また、日本ではセンチメートル表記が使われていますが、国によってはインチを使う国もあるでしょう。ネットショップでの価格の通貨や寸法を国によって、変更するのもローカライズに当てはまります。
ローカライズが置き換える一例
・タイムゾーン
・通貨
・祝日
・住所や日付の書式
・測定単位
・サービスや製品で使う色や画像
ローカライズでも、翻訳は行いますが翻訳はローカライズの一部にすぎません。たとえば、ゲームやアプリをローカライズする場合、実際に翻訳したテキストを入れ込んだローカライズ版をテストするLQAという作業も含まれます。これはその国のネイティブスピーカーが実際に使ってみて、おかしな表現はないか、使い勝手に問題がないかを確認します。
実際にサービスや企業で見られるローカライズの事例を紹介します。
ローカライズは、文字だけでなく、ロゴやWebサイトのカラーを変えることもあります。例えば、フリマアプリのメルカリ。日本のメルカリのロゴは赤がメインカラーに使われていますが、アメリカでは、「信頼性と公平性を想起させる色」として紫色が使われています。このようにそれぞれの国で好まれる色に変える作業もローカライズの一部に含まれます。
世界100カ国以上で展開するマクドナルドですが、国の文化や習慣によってメニューが大きく異なる場合があります。例えば、牛を神聖視するインドでは、牛肉ではなく鶏肉を使った「マハラジャ・マック」を販売したり、ベジタリアン向けの健康食が好まれる北欧では、肉を使わないヴィーガンバーガーを提供しています。日本の「お月見バーガー」のように、特定の国の風習を反映したメニューもあります。現地の風習や嗜好、宗教などを考慮して製品に変更を加えていくのがローカライズです。
子育て中の母親をターゲットにしたWachanga社の子育てアプリ「授乳ノート」。20ヶ国以上で展開していますが、同じアプリでも国によってアプリ内の母親や子どものイラストを変更しています。
左からヨーロッパ、日本・韓国、ブラジル向けのイラスト
各国の現地ユーザーがより親しみを持って使える仕様にすることで、アプリの使用率向上を図っていることがうかがえます。ちなみにこのイスラーム圏向けバージョンでは、お祈りの時間を知らせる独自の機能をつけています。
展開先の国のユーザーの要望に応じて、独自の機能を追加したり仕様を変更することも、ローカライズの一部と言えるでしょう。
ローカライズの大きな特徴として、テキストだけではなく時にはコードやデザインまでも変更することがあります。アラビア語は右から左へ読むので、アラビア語版のネットフリックスでは、ロゴやメニューの位置が真逆になっています。
また同じテキストでも、翻訳先言語によって原文より極端に短くなってしまったり、長くなってしまいます。テキスト長すぎるとボタンからはみ出てしまったり、逆に短すぎると余白が目立ってしまいます。
アラビア語版のボタンテキストは、英語に比べて非常に短くなっているため、ボタンの長さも合わせて短くなっています。この場合、長い訳語で置き換えれば、ボタンの長さを変えずに済ませることも可能です。ローカライズでは、最終的にインターフェイスでどのように表示されるのか、といったことも考えて訳語を決めたり、ボタンの長さを調整したりすることも含まれます。
こちらの記事では、さらに多くのローカライズ事例を紹介しています。
世界の有名企業から学ぶ!ローカリゼーションの事例10選
逆にローカライズを行わないとどうなるのか。それを教えてくれる一例があります。
プレイステーション4の人気RPGゲーム「ペルソナ5」では、登場キャラクターの靴に旭日旗が描かれていたのですが、韓国向けにローカライズする際には、旭日旗を削除しています。
しかし、韓国向けのプロモーション動画では、誤って日本版の動画が流れてしまい、靴に描かれていた「旭日旗」が韓国ユーザーの間で大きな批判を巻き起こしました。
韓国向けゲームのローカライズで注意すべき4つのこと
ローカライズを行うことは、こうした炎上や批判を避けることだけが目的ではありません。現地の人にささるローカライズコンテンツは、ユーザーの信頼やエンゲージメント率を高めるのにも重要です。
Eコマースサイトを例にあげて見ましょう。サイト全体は日本語になっていても、サポートが英語のみの対応だったり、価格が日本円ではなかったりする場合。
多くの人は、「本当に信頼できるサイトなのか」と思うかもしれません。一方で、海外の企業であっても商品表記やサポートがすべて日本語で対応している場合には、より多くの人が安心してサイトで商品を購入するでしょう。
つまりローカライズは、より良い製品やコンテンツを作るのに欠かせない作業と言っても過言ではありません。ローカライズは消費者の信頼やエンゲージメント、さらに言えば収益にも影響するものなのです。
現地ユーザーに対するこうした細かやな配慮。そこにローカライズの意義があると言えます。
機械翻訳で翻訳したテキストをネイティブ視点でチェックして欲しい、現状の翻訳プロセスを効率化させたい、など翻訳やローカライズに関するご相談も承っております。以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
海外向けに商品を販売したり、海外の方向けのサービスを展開する人が、ますます多くなっていくこの頃。
どんな翻訳サービスがいいんだろう?と検索してみると、無料の翻訳アプリから、AI翻訳、クラウドソーシングなど、とにかくいろんなサービスがありすぎて、迷ってしまうかもしれません。
グーグルやエキサイト翻訳は無料だけど、クオリティが心配。一方で、翻訳会社に依頼するのもお金がかかりそうで心配・・・
そんな数ある翻訳サービスの中から、個人の方でも手軽に使える、おすすめの翻訳サービス5つを厳選して紹介します。
なぜ同じ翻訳でも料金に差が出るのか。その差は、”誰が”翻訳をしているかでおおよそ決まります。機械翻訳を使うと、人的コストがほとんどかからないので翻訳料金は安くなる傾向に。
逆に、ネイティブスピーカーや翻訳経験が豊富な翻訳者の場合だと、報酬が高くなるため、翻訳料金も高くなります。料金をチェックする場合には、誰が翻訳するのかも合わせて確認しましょう。
最近では機械翻訳も精度が上がってきていると言われています。しかし、前後の文脈を把握しなければいけない文章など、機械が苦手とする分野もあるので、テクノロジーが発達しても、人の翻訳は必要とされると思います。
翻訳先の言語を知っていれば、どんな文章でも翻訳できるというわけではありません。法律やマーケティング、医療など専門知識が必要な場合もあります。
会社やサービスによって、対応分野は異なります。翻訳を依頼する際には、自分が翻訳したいテキストの分野に対応しているかどうかもチェックしておきましょう。
ドラえもんのひみつ道具、「ほんやくこんにゃく」が会社名の由来となっているConyac。登録している世界中のフリーランス翻訳者に、翻訳を依頼できる翻訳サービスです。
料金プランは、「ライト依頼」と「スタンダード依頼」の2種類。ライト依頼は、720文字までであれば一律330円と、通常であれば4,000円近くかかる相場なを考えれば、破格の値段です。
ただし、翻訳したテキストが公開される(追加料金を支払い非公開を選択することも可能)、翻訳者のレベルは選べないというのが条件なので注意する必要があります。とにかく安くおさえたいという人向けです。
こちらの公開翻訳一覧ページで、実際の翻訳や料金をチェックすることができます。
ある程度高いクオリティを求めるなら、スタンダード依頼を選びましょう。Conyac独自のテストに合格した翻訳者が翻訳を手がけます。
料金は翻訳元言語が日中韓であれば、1文字あたり6.6円。それ以外は、1文字あたり1.65円。料金には、別途消費税が加算されます。
また、追加で別の翻訳者に翻訳のチェックを依頼することも可能です。自分で翻訳したテキストや機械翻訳による翻訳をチェックしてもらう校正サービスもあります。
シリコンバレー出身者が東京で創業した翻訳会社。人力による翻訳プラットフォームを提供しています。
Gengoの特徴は、品質や翻訳者を細かく指定することが可能な点です。日本語から英語の場合、スタンダードプランであれば、1文字あたり5円。翻訳と校正がセットになったプランでは、1文字あたり8円です。
法務、医療といった専門的な分野から一般的なコンテンツまで幅広く対応。また翻訳依頼の際には、ビジネス、カジュアル、話し言葉などといった翻訳のトーンを選択することも可能です。
依頼時には、どういう目的の文章なのかを翻訳者に伝えることができるので、自分の希望に沿った翻訳にしてもらうことができます。
翻訳といえば、単純に言語を置き換える作業だと思われがちですが、文脈や背景によって、使う言葉のチョイスも変わります。
また、依頼者にとっては分かりきった文章であっても、翻訳者には前後の文脈が分かりません。そうした場合、期待していた翻訳と違うものや誤訳が出てきてしまうこともあります。
翻訳の精度を上げるためにも、翻訳者との情報共有の機能は必須と言えるでしょう。
Alconost社が運営するセルフ翻訳プラットフォーム。翻訳者が全員、翻訳先言語を母国語とするネイティブスピーカーだという点が特徴です。
主にIT、ビジネス、ニュース、一般的なコンテンツなどに対応。1単語から依頼可能で、半数以上の翻訳が依頼から最短2時間で完了とスピーディーです。
依頼方法も、こちらのページから翻訳したいテキストをコピペで貼り付け→翻訳したい言語を選ぶ→料金を確認して支払い、と非常にシンプル。
1)翻訳したいテキストを貼り付ける
翻訳したいテキストをコピーして、ツール上に貼り付けます。翻訳の目的や希望するテキストのトーン(カジュアル、ビジネス向けなど)など翻訳者に細やかなリクエストを送ることも可能です。
2)翻訳先言語を選択
翻訳したい言語を選びます。翻訳可能な言語は70以上。また、複数言語への翻訳依頼を同時に行うことができます。
3)翻訳料金の支払い&依頼完了
翻訳先言語を選ぶと、自動で料金が計算されます。お支払いは、クレジットカード、ペイパル、銀行送金など各種支払い方法が選べます。
翻訳料金は、日本語から英語の場合、1文字あたり9円。他のサービスにに比べるとやや高めに感じるかもしれませんが、翻訳者が全員ネイティブスピーカーだという点がポイントです。
翻訳者がネイティブの場合、ネイティブが読んでも違和感がない自然な表現を使った翻訳が可能です。その点、他のサービスでは必ずしもネイティブ翻訳者が担当する訳ではありません。そのため、別のネイティブスピーカーが読んだ時に、違和感が生じる可能性もあります。
また、翻訳業界では、ネイティブスピーカーが添削、校正を行うネイティブチェックというサービスが存在します。ネイティブが翻訳した場合、わざわざネイティブにチェックしてもらわなくても、自然な翻訳に仕上がります。
国内最大級のクラウドソーシング依頼サイト。クラウドソーシングサイトの場合、基本的にはサービス登録→翻訳者探し→依頼というプロセスで、自分でフリーランスの翻訳者を探すことになります。
クラウドソーシングサイトの場合、経験は人によってまちまちのため、翻訳の質は人次第です。しかし、ランサーズでは、高い実績を誇るフリーランスが一目で分かる仕様になっており、翻訳歴10年以上の翻訳者や、韓国、中国、英語ネイティブの登録者も多くいます。
翻訳者と直接やり取りしたり、要望を伝えることができる安心感があります。
料金は、翻訳者によって異なるため、別途問い合わせが必要です。すでに決まった予算がある場合は、その予算の範囲内で翻訳してもらうこともできます。
こちらから翻訳者に依頼するだけでなく、プロジェクトを投稿して、何人かのフリーランスからの提案をもらうこともできます。翻訳プラットフォームよりも柔軟な料金体験が特徴です。
日本最大のクラウドソーシング依頼サイトということもあって、6万人近くの人が、翻訳分野のフリーランスとして登録しています。
セルフ翻訳プラットフォームと違うのは、これまでの仕事の評価や実績、得意な分野を確認しながら、翻訳者を選ぶことができる点。ただ、翻訳者を探すのに時間がかかってしまうのが難点です。
ただ、指定の翻訳者を選ぶことができるので、定期的に同じような翻訳をしたい場合、同じ翻訳者に依頼できるという安心感はあります。
また翻訳ツールだと、テキストやファイルのみの翻訳がメインとなる一方で、動画や漫画など様々なプラットフォーム翻訳に対応できる翻訳者を探せるのも便利な点です。
日本最大のスキルマーケット。イラストやビジネス代行などあらゆるジャンルで、個人のスキルを売り買いできるサービスです。
翻訳カテゴリでは、7,000件以上のサービスが販売されており、価格は1,000円〜3,000円が相場。YouTube動画や履歴書、デザインなど対応ジャンルも幅広く対応しています。言語も中国語、英語からウズベク語、ベトナム語とマイナー言語に関するサービスもあります。
ネイティブや本格的な翻訳経験を持った売り手もいる一方、全体的な傾向としては副業という位置付けで行なっているユーザーが多いため、クオリティよりもコスト重視で依頼したいという場合におすすめ。
翻訳サービスと一口に言っても、翻訳者や翻訳依頼の流れなどが、違うことが分かります。
せっかくお金を払って翻訳するのなら、高い品質の翻訳にしたい。そう思う方には、ネイティブ翻訳者によるオンライン翻訳サービスNitroがおすすめです。
翻訳サービスを見極める際には、料金だけでなく、誰が翻訳するのか、どんな分野に対応しているのかと言ったことまで、注意して選んでみてください。
ゲームやアプリを翻訳して、海外ユーザーにも広めたい。そう考えたときに、ぶつかるのがコンテンツ翻訳の問題です。
どうやって翻訳すべきか。
無料の翻訳ツールは山ほどありますし、無料といってもクオリティがかなり高い翻訳サービスもあります。
一方で企業向けの翻訳サービスを提供する会社も多くあります。無料の翻訳ツールと企業の翻訳サービスでは何が違うのか。料金はどれぐらい異なるのか。
今回は下記の通り、いくつかある翻訳方法と、それぞれでかかるコスト、メリットやデメリットについて見ていきます。
コストをかけず、手っ取り早く済むのがオンライン翻訳ツール。代表的なところでいうと、グーグル翻訳やエキサイト翻訳、DeepL翻訳などが有名です。
アプリストアの説明文やキーワードなど、簡単な単語や短いテキストであれば、こうした無料の翻訳ツールを使うのもありでしょう。DeepL翻訳は無料ながらも、Google翻訳よりもより自然な文体で訳してくれると、高精度な翻訳が評判です。
関連記事:機械翻訳の精度を検証!人間翻訳と比較してみた結果
ただし、あくまでも機械翻訳なので、日本独自のコンテキストや、前後の文脈で意味が変わってくる文章の翻訳には向いていると言えません。
また、需要が高い言語はデータが多く精度も高いですが、マイナー言語ともなると精度が落ちたり、そもそも翻訳サービス自体が提供されていない、ということもあります。
このゲームを翻訳して、より多くの人に広めたい!そうした熱い意思を持った有志が、ボランティアでゲームを翻訳してくれることもあります。Steam Translationなどが代表的でしょう。
ゲームの専門知識がある上に、ゲーム愛が強い。それにボランティアで翻訳してくれるわけですから、コストはかかりません。
ゲームに特化した質の高いアウトプットが期待できるものの、翻訳者の経験や世代によって、表現にバラつきが出たり、翻訳者間でのコミュニケーションが不十分だと、部分的には良い翻訳であっても、全体的に翻訳のバラつきが出てしまう、というマイナス面もあります。
また、ボランティアでやってもらっているので、この日までに仕上げて欲しい、ここをもっと直して欲しい、とお願いをするのもためらわれるところです。
ゲーム開発者向けに公開されている用語集シートを活用する方法もあります。20ヶ国語以上に翻訳された、ゲーム内でよく使われる用語やフレーズが、Googleドキュメント上で公開されています。
クラウドソーシングサイトなどを利用して、フリーランスの翻訳者に依頼する方法もあります。翻訳者によってもバラつきはありますが、1時間あたり800円~1,500円が相場と言えるでしょう。
日本語のサイトであればクラウドワークスやランサーズなどが王道です。英語版であれあば世界最大級のクラウドソーシングサイトUpWorkや翻訳に特化したProZといったフリーランスの翻訳者が集まるサイトがあります。
翻訳業界では1日に4,000~6,000文字ほど翻訳が可能と言われているので、少量のテキストであれば数日で完了しますし、文字数単価で見れば翻訳会社や翻訳ツールよりもずっと安く済みます。
中国語や英語といったメジャーな言語であれば翻訳者は多いのですが、ゲーム翻訳に特化した翻訳者やマイナー言語を扱う翻訳者は少ないので、翻訳者探しに時間がかかってしまうのが難点です。
また注意したいのが、本当に翻訳ができる翻訳者なのかということです。翻訳というと、言語を流暢に話せれば翻訳ができる、と考えている人も少なくありません。
しかし、翻訳は単なる言語の置き換えだけでなく、多言語を話せる以外にも、翻訳元テキストを理解する読解力、そして翻訳先言語で翻訳元のテキストの意味を損ねず、自然な形で置き換える表現力や語彙力が必要とされます。
コストを抑えて翻訳を依頼できるという点では魅力的ですが、依頼する翻訳者によっては翻訳の質にもバラつきがあり、良質な翻訳者を探す出すのが難しいという点には注意が必要です。
フリーランス翻訳者や無料の翻訳ツールの弱点を補えるのが、有料のオンライン翻訳ツールです。無料の翻訳ツールと同様に、テキストをコピー&ペーストし、言語を選択して翻訳を依頼、と翻訳プロセスは非常にシンプルです。
無料ツールと決定的に違うのが、翻訳のクオリティです。GengoやNitroといったオンライン翻訳ツールの場合、実際の翻訳者が人力で翻訳をしていきます。テキストの翻訳目的やこういう風に翻訳してほしい、といった要望を翻訳者に伝えることもできます。
人力での翻訳とはいえ、両者とも最短で2時間から遅くとも1日以内に、翻訳が完成するのでかなりスピーディーです。
オンライン翻訳サービスNitroの場合は、翻訳者が全員ネイティブスピーカーであり、質の高い翻訳が評価されています。こうしたツールの場合、1文字から利用できるので、翻訳のボリュームがそこまで多くない場合には、大いに利用できます。
翻訳料金の相場
日本語→英語:5円~/1文字
日本語→中国語(繁体字、簡体字):6円~/1文字
料金サンプル
言語ペア |
料金の目安 |
納期の目安 |
日本語→英語(1,000文字) |
約5,000円~ |
24時間以内 |
日本語→中国語(5,000文字) |
約2万円~ |
24時間以内 |
オンライン翻訳ツールを利用する場合には、特に文字数が少ない場合や、すぐに翻訳が必要といったオススメです。
翻訳といえば、一般的な翻訳会社に依頼するのが王道のように思えます。翻訳会社はごまんとありますし、ゲーム翻訳をやっていますよ~と看板を掲げる翻訳会社もあります。
翻訳者を多く抱えているので、スピーディーな納品が可能な上、品質もある程度保証されています。
注意しなければいけないのは、多くの翻訳会社は、技術文書やビジネス、論文など幅広い分野に対応している一方で、必ずしもゲーム翻訳に特化している訳ではないということです。
ゲーム翻訳の経験を持った翻訳者がいるのか、ゲームのフォーマットやインターフェイスを考慮した上で翻訳が行われるのか、といった点は事前に確認しておく必要があります。
同じ翻訳といえども、技術文書や論文の翻訳とゲームの翻訳はかなり違います。翻訳テキストをゲームに入れ込んで、きちんと表示、動作するのかといった確認も必要になりますし、ゲームのアップデートが発生した場合には、別途で翻訳が必要になります。
こうした点を考慮しておかないと、場合によってはお金をかけたのに、質の低いゲーム翻訳になってしまった!ということになりかねないので注意が必要です。
翻訳料金の相場
日本語→英語:10円~/1文字
日本語→中国語(繁体字、簡体字):11円~/1文字
料金サンプル
言語ペア |
料金の目安 |
納期の目安 |
日本語→英語(10万文字) |
約80万円~ |
18~24日 |
日本語→中国語(5万文字) |
約20万円~ |
10~15日 |
日本語→英語(1,000文字) |
約1.5万円~ |
2~3日 |
ローカライズと聞くと、あまり聞きなれない言葉かもしれません。簡単にいえば、言葉を置き換えるのが翻訳だとすれば、ローカライズは翻訳先の言語の文化や慣習に考慮した上で、言葉を置き換える”より自然な翻訳”と言えます。
ローカライズ会社に依頼すると、料金面で言えば、通常の翻訳会社よりも高くつく傾向にあります。ただし、文字数によって割引を行なっている会社もあるので、サービス内容の割に、リーズナブルに翻訳を行うこともできます。
またそのサービス内容にも注目する必要があります。
多くのローカライズ会社が行うのは、単なる翻訳だけではありません。翻訳者探しや翻訳者とのやりとり、進行チェックなどを行うプロジェクトマネージャーがついたり、翻訳テキストの表示チェック、翻訳ツールを使って効率的に翻訳を行ったりするなど、プラスαのサービスが含まれます。
テキスト翻訳だけでなく、デザインや動画、画像、音声なども、翻訳先の言語に合わせて、吹き替えなどを行うローカライズサービスもあります。
ローカライズ会社であるAlconostは、ゲームやアプリのローカライズに特化したローカライズを提供している会社です。
ゲームやアプリ翻訳経験が豊富なプロの翻訳者が所属しているのはもちろんのこと、アップデート時に発生する、追加の翻訳をツール上で自動で行うといった、継続的ローカライズサービスを提供しています。
ゲームやアプリ、Webサイトは頻繁にコンテンツのアップデートが発生するため、こうしたアップデートに伴う追加の翻訳を手間をかけずに行うようなプロセス設計を行なっています。
こうした従来にはない、継続的ローカライズサービスの提供により、世界中の若者の間で人気を誇るTik Tokや開発者向けプラットフォームGitHubなどでも利用されています。
翻訳料金の相場
日本語→英語:11円~/1文字
日本語→中国語(繁体字、簡体字):12円~/1文字
料金サンプル
言語ペア |
料金の目安 |
納期の目安 |
日本語→英語(10万文字) |
約110万円~ |
1ヶ月~ |
日本語→中国語(5万文字) |
約45万円~ |
15~25日 |
日本語→英語(1,000文字) |
約2万円~ |
3~5日 |
以上の料金は、シンプルに文字数×文字単価で計算したものです。翻訳会社と同様、多くのローカライズの会社では、文字数などによって割引を適応しているので、実際の料金は上記よりも10~30%ほど安くなる場合もあります。
結局、どの翻訳方法が良いのか?それは、ゲームのコンテンツ内容や予算にもよります。言語にそこまで頼らずとも感覚的にプレイできるゲームであれば、無料翻訳ツールでも十分でしょう。
またゲームをリリースしたばかりで、今後アップデートを重ねていくという段階であれば、有料ツールで、翻訳の質を確保しつつもコストを抑えて、試験的に運用してみるということもできます。
ゲームコンテンツが充実しており、がっつりとローカライズしたいというのであれば、ローカライズ会社に依頼してみるのもありでしょう。いずれにしろ、自身のゲーム内容やコンテンツ成熟度をもとに、適切な翻訳方法を選ぶことが重要です。
機械翻訳で翻訳したテキストをネイティブ視点でチェックして欲しい、現状の翻訳プロセスを効率化させたい、など翻訳やローカライズに関するご相談も承っております。以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
ゲームのローカライズは、海外市場で成功するために欠かせない要素です。しかし、どのゲーム翻訳会社を選ぶべきか迷っている方も多いかと思います。本記事では、おすすめのゲーム翻訳会社を比較し、それぞれの特徴やメリットについて詳しくご紹介します。
ゲーム翻訳を依頼する際に気をつけたいのが、ゲーム翻訳は通常の翻訳とは少し異なる点です。
文書であればテキストを翻訳するだけですが、ゲームの場合は翻訳したテキストが実際にどのようにインターフェイス上で見えるか、ゲーム内のシーンや機能と訳文が連動しているか、といった点を確認する必要があります。こうしたローカライズ版の最終チェックを行うサービスをLQAと呼び、ゲームのローカライズ品質を高めるには、LQAが欠かせません。
また場合によっては、ゲーム内容やキャラクターを展開先の国に合わせて、変更する必要もあります。例えば、国によっては、お酒や体の露出、特定の罵り言葉がタブーである文化もあります。そうした場合には、キャラクターの服装やアイテム、表現などを逐一その国の習慣に適した形で置き換えていく、ローカライズが必要となります。
ゲーム翻訳サービスの料金には、プロジェクトマネジメント費用や翻訳管理ツール設定など、通常の翻訳には含まれないサービスが含まれている場合もあります。そのため、通常の翻訳料金と比べると、ローカライズ料金は比較的高めになる傾向があります。
また、納期が迫っている場合に、急ぎ対応が可能なのか、急ぎ対応には追加料金が発生するのかなど、柔軟な対応が可能か、ということもチェックしておくと良いでしょう。
1.Alconost(アルコノスト)
世界でのゲームローカライズ実績多数。ゲームアプリに強い会社
Alconostは、アメリカに本社を置くゲームローカライズ企業で、ゲームローカライズ、LQA、動画制作などを手がけており、製品ローカライズからプロモーション素材の翻訳などを依頼することが可能です。
Alconostのゲーム翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・ゲーム翻訳経験が豊富な翻訳者によるクリエイティブな表現
・ゲームの特性に合わせた継続的なローカライズの提供
・ニーズに合わせた柔軟な対応と開発者視点のサポート
20年以上の業界実績があるAlconostは、世界中の企業にローカライズサービスを提供しており、海外の大手ゲームデベロッパーから、インディーゲームまで規模を問わず、2,000タイトル以上の実績があります。
確実に高い品質でローカライズをしたい、長期的に多言語展開を考えているという方には、Alconostのゲームローカライズサービスがおすすめです。
サービス内容
ゲームローカライズ、LQA、音声の吹き替え、プロモーション素材(動画、画像等)の翻訳、海外向け動画制作
対応言語数
英語、中国語(簡体字・繁体字)などを含む100以上の言語。地域や国に応じた方言翻訳にも対応。
対応プラットフォーム
iOS、Android、PC、VR、Steam、Microsoftなど
アプリ翻訳実績
ルインズメイガス(CharacterBank)
ミニミニ農園(CoffeeBreak)
ミニゴルフ100+(わさびアプリケーションズ)
ソネット・オブ・ウィザード(テクノクロノス)
IQダンジョン-謎解きRPG(Hirameku)
2.ハチノヨン
AAAタイトルなど日英ゲームローカライズで実績多数
ハチノヨンは、渋谷に拠点を置き、ゲームの開発から、ローカライズ、パブリッシングまでをワンストップで手がける会社です。
ハチノヨンのゲーム翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・高いクオリティマネジメント
・クリエイターの意に最大限沿う形でのローカライズ
・ニーズや要望に合わせた柔軟なローカライズプロセスの提案
2005年の創業以来、ハチノヨンはAAAタイトルを含めたコンソールゲームを中心としたローカライズで、200近くの実績があります。その品質評価は業界内でも高く評価されています。
サービス内容
ゲームローカライズ
対応言語数
日本語、英語
対応プラットフォーム
PC、PS、Switch、XBOX、Wii Uなど
ゲーム翻訳実績
ファイアーエムブレム無双 風花雪月(任天堂)
すすめ!! まもって騎士 姫の突撃セレナーデ(エインシャント)
HADES(Supergiant Games)
Little Nightmares 2(バンダイナムコゲームス)
モンスターハンター:ワールド(カプコン)
3.デジタルハーツ
AAAタイトルを中心に手がけるデバッグに強い会社
デジタルハーツはLQA、ローカライズ、ユーザーレビューなど幅広いワンストップのローカライズサービスを展開しています。
デジタルハーツのゲーム翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・ゲーム翻訳者のスペシャリストによる翻訳
・翻訳作業は全て日本国内で対応。即時のコミュニケーションが可能
・QA、LQAなどローカライズ版の品質を高めるサービスも提供
2001年にデバッグの専門企業として設立したデジタルハーツは、デバッグサービスで、豊富な実績を持っています。AAAタイトルはもちろんのこと、売上トップ100の家庭用ゲームで、デジタルハーツがデバッグを手がけたタイトルの割合は、8年連続でトップを誇っています。
サービス内容
ゲームローカライズ、デバッグ、カスタマーサポート、海外進出支援
対応言語
簡体字、繁体字、韓国語、英語など
対応プラットフォーム
PC、iOS、Android、Steam、PS5、Microsoftなど
ゲーム翻訳実績
Pokémon UNITE(ポケモン)
FORSPOKEN(スクウェア・エニックス)
4.ミエトランスレーションサービス
中華圏での豊富な実績とノウハウが強み
ミエトランスレーションサービスは、台湾、香港、中国にオフィスを構え、簡体字と繁体字に精通した中国語専門の翻訳会社です。
ミエトランスレーションサービスのゲーム翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・キャラクターの魅力や世界観を中国語で自然に表現
・丁寧なリサーチと表現管理
・地域性を踏まえた表現でプレイヤーがゲームに没頭できるUI翻訳に
ミエトランスレーションサービスは、中国語ゲームローカライズにおいて15年以上の実績があり、日本、台湾、中国など200近くのタイトルにローカライズサービスを提供しています。
サービス内容
ゲームローカライズ、LQA
対応言語
簡体字、繁体字
対応プラットフォーム
PS4、Switch、Steam、iOS、Androidなど
ゲーム翻訳実績
白猫プロジェクト(台湾So-net)
クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ(台湾So-net)
三国群英伝8(USERJOY Technology)
リディー&スールのアトリエ(コーエーテクモゲームス)
5.アクティブゲーミングメディア
日本初のゲーム翻訳専門会社としての高いノウハウ
アクティブゲーミングメディアは、ゲームローカライズだけでなく、リリースに向けた開発サポートや、多言語でのカスタマーサポートなど海外進出を考えている企業向けに、ワンストップソリューションを提供しています。
アクティブゲーミングメディアのゲーム翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・ゲーム開発者に寄り添った柔軟な対応
・原作言語のゲーム世界観を多言語でもそのまま実現
・業界歴10年以上で培った確固たるローカライズプロセス
アクティブゲーミングメディアは、日本初のゲーム翻訳専門会社として2008年に設立して以降、3,000以上のゲームを多言語化してきた豊富な実績があります。
サービス内容
ゲームローカライズ、LQA、ゲーム移植、音声収録、字幕翻訳
対応言語
英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、スペイン語、フランス語を含む約20言語
対応プラットフォーム
iOS、Android、Switch、Microsoft、Steam、PS4、PS5
ゲーム翻訳実績
ソリティ馬 Ride On!(ゲームフリーク)
LOOPERS(ビジュアルアーツ)
新日本プロレスSTRONG SPIRITS(ドリコム)
二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム(レベルファイブ)
ここまで、おすすめのゲーム翻訳会社を5つ比較しながら紹介しました。最後に、ゲーム翻訳に関してよくある質問をまとめたので、参考にしてみてください。
LQAは、Localization Quality Assuaranceの略で、言語品質保証とも呼ばれます。LQAでは、翻訳テキストを実際のプロダクトに入れ込み、画面上でのテキストの収まり具合、製品全体の翻訳の一貫性、翻訳先言語の文化や習慣から見て問題ないか、といったことを確認します。
DeepLなど機械翻訳の精度も高まっていますが、ゲームでは高いクリエイティビティや世界観の維持が重要なため、機械翻訳はおすすめしません。特にストーリー性やキャラクターの個性が重要となるゲームの場合は、人間の翻訳者による丁寧な翻訳を行うことをおすすめします。
ゲームのジャンルやゲームの目標(ダウンロード数を増やすのか、収益を上げるのか)によっても異なります。将来的に多言語に展開する場合には、依頼する会社が希望する言語でのサービスを行っているかをチェックすると良いでしょう。1つの会社に任せた方が、作業効率もよく一貫性のある翻訳になります。
翻訳料金は、基本的に文字数×翻訳単価で決まります。ただし、文字数や重複表現に応じた割引を提供している会社もあるので、正確な料金は各社に問い合わせる必要があります。また、料金に含まれるサービスもその際に確認すると良いでしょう。
アプリのローカライズは、海外展開で成功するために欠かせない要素です。しかし、どのアプリ翻訳会社を選ぶべきか迷っている方も多いかと思います。本記事では、おすすめのアプリ翻訳会社を比較し、それぞれの特徴やメリットについて詳しくご紹介します。
アプリ翻訳を依頼する際に気をつけたいのが、アプリ翻訳は通常の翻訳とは少し異なります。
文書であればテキストを翻訳するだけですが、アプリの場合は翻訳したテキストが実際にどのようにインターフェイス上で見えるか、アプリ機能とテキスト内容が連動しているか、といった点を確認する必要があります。こうしたUIチェックを行うサービスをLQAと呼び、アプリのローカライズ品質を高めるには、LQAが欠かせません。
また場合によっては、アプリ内の画像や音声を展開先の国に合わせて変更する必要もあるでしょう。そうした際に、マルチメディアでの翻訳に対応している会社に一括で依頼することで、より一貫性のあるローカライズに仕上げることができます。
日本翻訳連盟によれば、日本には翻訳会社が2,500社以上存在すると言われています。しかし、アプリの翻訳に対応している企業となると、その数は両手で数えるほどです。そのため、比較ポイントを抑えておけば、会社選びはそれほど複雑ではありません。
またローカライズ料金には、プロジェクトマネジメント費用や翻訳管理ツール設定など、通常の翻訳には含まれないサービスが含まれている場合もあります。そのため、通常の翻訳料金と比べると、ローカライズ料金は比較的高めである傾向があります。
また、納期が迫っている場合に、急ぎ対応が可能なのか、急ぎ対応には追加料金が発生するのかなど、柔軟な対応が可能か、ということもチェックしておきたい点です。
Alconostは、アプリやゲームなどデジタルコンテンツのローカライズに特化した翻訳サービスを提供しています。翻訳品質の国際規格であるISO認証を受けており、クリエイティブや専門性の高い翻訳に定評があります。
Alconostのアプリ翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・アプリ翻訳経験が豊富なスタッフと翻訳者が多数在籍
・アプリの特性に合わせた継続的なローカライズの提供
・業界水準よりも高い徹底した品質管理
20年以上の業界実績があるAlconostは、世界中の企業にローカライズサービスを提供しており、TikTokやマイクソフト、Googleといった企業が運営するアプリから、個人開発者によるアプリまで幅広いアプリのローカライズを手掛けています。
確実に高い品質で翻訳をしたい、多言語展開を今後も考えているという方には、Alconostのローカライズサービスがおすすめです。
対応言語数
100以上の言語
アプリ翻訳実績一例
TikTok(ByteDance)
LOVOT(GROOVE X)
レイミーのAI害虫雑草診断(日本農薬)
IQダンジョン-謎解きRPG(Hirameku)
関連サービス
・LQA
・ローカライズツールCrowdinの無償導入サポート
・海外向けのアプリプロモーション動画制作
・アプリストア向けのテキスト翻訳
・音声・動画のローカライズ
おすすめのアプリ翻訳会社2:クリムゾンジャパン
クリムゾンジャパンは、高品質なアプリ翻訳とローカライズのプロフェッショナル集団です。多様な業界に対応し、クライアントのニーズに合わせた翻訳サービスを提供しています。
クリムゾンジャパンのアプリ翻訳サービスは、以下のような特徴があります。
・翻訳管理ソフトを使ったワークフローの自動化
・ネイティブ翻訳者による高い品質の翻訳
・24時間365日のサポート体制
2008年に創業したクリムゾンジャパンでは、豊富なローカライズのノウハウをもとに、ワンストップのアプリローカライズサービスを提供しています。特にきめ細やかなサポートとや運営体制により、高い翻訳品質に定評があります。
対応言語数
50以上の言語
アプリ翻訳実績一例
株式会社いなば園
NISEKO MEDIA株式会社
関連サービス
・LQA
・Githubとの連携
・ASO(アプリストア最適化)のコンサルティング
・音声・動画のローカライズ
WOVNは、Webサイトやアプリにスクリプトを追加することで、自動的に多言語版を生成するツールを提供する会社です。先のAlconostやクリムゾンジャパンと大きく違うのは、自動翻訳を主に活用し、開発や翻訳作業にかけるコストや時間を大幅に削減する、という点にあります。
WOVNのアプリローカライズサービスは、以下のような特徴があります。
・アプリにSDKを導入するだけですぐに多言語化が可能
・専門知識がなくても誰でもアプリ翻訳の作業・確認が行える
・品質を重視する場合は人力翻訳のオプションもあり
2014年に創業し、WOVNのツールは世界で2万近くのWebサイトに導入されています。手軽にサイトやアプリを多言語化でき、インバウンド向けのノウハウも充実しているため、特に大規模サイトを運営している国内の大手企業に定評があります。
コストを抑えて、手軽にアプリを多言語化したいという方には、WOVNの多言語化ツールがおすすめです。
対応言語数
43言語
アプリ翻訳実績一例
ヒルズアプリ(森ビル)
SOTETSU HOTELS CLUB(相鉄ホテルマネジメント)
関連サービス
・ツールの技術的サポート
このように比較すると、アプリテキストを翻訳することに関してはほぼ同じなのに対し、翻訳以外の関連サービスや対応言語数に違いがあることがわかります。
アプリ翻訳の専門性や実績を重視するならAlconost、サポートや品質を重視するならクリムゾンジャパン、コストを抑えて多言語化するならWOVNと、ニーズに合わせて選ぶと良いでしょう。
ここまで、おすすめのアプリ翻訳会社を3つ比較しながら紹介しました。最後に、アプリ翻訳に関してよくある質問をまとめたので、参考にしてみてください。
LQAは、Localization Quality Assuaranceの略で、言語品質保証とも呼ばれます。LQAでは、翻訳テキストを実際のプロダクトに入れ込み、画面上でのテキストの収まり具合、製品全体の翻訳の一貫性、翻訳先言語の文化や習慣から見て問題ないか、といったことを確認します。
DeepLなど機械翻訳の精度も高まっていますが、アプリのように機能やUIコンテキストに基づく翻訳が必要な場合にはおすすめしません。特にストーリー性や専門性の高いアプリの場合は、人間によるしっかりとした翻訳を行うことをおすすめします。
アプリのジャンルやアプリの目標(ダウンロード数を増やすのか、収益を上げるのか)によっても異なります。将来的に多言語に展開する場合には、依頼する会社が希望する言語でのサービスを行っているかをチェックすると良いでしょう。1つの会社に任せた方が、作業効率もよく一貫性のある翻訳になります。
関連記事:どの言語に翻訳すべき?アプリローカライズで翻訳すべき言語ランキング
翻訳料金は、基本的に文字数×翻訳単価で決まります。ただし、文字数や重複表現に応じた割引を提供している会社もあるので、正確な料金は各社に問い合わせる必要があります。また、料金に含まれるサービスもその際に確認すると良いでしょう。
精度が高い機械翻訳があるのに、わざわざお金を払って有料の翻訳サービスを利用する価値ってあるの?そんな疑問について考えていきます。
まずは機械翻訳でもっとも高精度と評判の高いDeepLを見ていきます。無料でも有料でも、機械翻訳であることは変わりませんが、以下が有料版ならではの機能です。
・文字制限がない
・PDFやWordなどのファイルでそのまま翻訳できる
・データの機密性確保
・翻訳ツールとの連
これを見ると、翻訳品質は無料でも有料でも変わらず、有料版は膨大なテキストを常時翻訳する必要があるといったニーズに向いていることがわかります。
DeepLの他に、一般的に有料と無料翻訳にはどのような違いがあるのかを見ていきましょう。
1.翻訳品質
意味合いがわかればいい、短い文章を翻訳する、という目的であれば無料翻訳でも問題ないでしょう。逆に人力翻訳といった有料サービスを利用することで得られるのは、専門性を持った人間がきちんと訳してくれる、クリエイティブな表現、文脈をしっかりと把握した自然な翻訳になる、といったものがあります。
機械翻訳は、あくまでこれまでに翻訳されてきた言語データを元に翻訳を行なっているため、あくまで言葉を置き換える作業に特化しています。よって、人間が得意な文学性や独特の世界観を散りばめた表現を翻訳したり、アウトプットすることは苦手としています。
2.多様なファイルを翻訳できる
ほとんどの無料の機械翻訳だと、文字をコピペして翻訳することが多いと思います。しかし、実際にはPDFやパワーポイントといったビジネスファイルから、JSON、iOS string、HTMLなどプログラミングコードが入った複雑なファイルなどを、翻訳するケースがあります。
そうした場合に、いちいちテキストだけを取り出して、翻訳を行うのは非常に手間と時間がかかってしまいます。有料の翻訳サービスだと、そうした手間を省き、あらゆるファイルでそのまま文字だけ翻訳を行うことができます。
3.セキュリティの確保
有料翻訳の場合、安全な通信環境を確保し、翻訳データのやり取りが安全に行われるため、不正アクセスやデータ漏洩のリスクを最小限に抑えることができます。特に社内資料やプライバシーに関する文書を翻訳する場合には、重要になってくるかと思います。
4.カスタマイズ性
有料の機械翻訳やAI翻訳ツールの場合、専門用語や独特の言い回しに対して、同じ訳語を当てるように翻訳エンジンを訓練することもできます。これにより、よりスピーディーかつ正確に翻訳を行うことができます。
また、自社で使っているシステムと翻訳ツールを連携させて、翻訳作業を自動化させるといった高度な翻訳を可能にすることもできます。
サービス内容、料金などお気軽にご相談ください。担当者が24時間以内に折り返しご連絡します。
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